人件費について注意するべき点は?

人件費について注意するべき点を教えてください。

医療法人の理事は、通常の場合、3名以上及び監事を1名以上置かなければなりません 。理事の中から理事長が選任されますが、理事長は通常医師又は歯科医師である必要があります。監事は他人であることが要求されますが、理事はあまり制限が厳しくありません 。

理事には理事長の家族が就任して、報酬を受けているケースが多いと思われます。この場合、報酬が定款や社員総会の報酬の限度額を超えていないか(形式基準)、実際の勤務実態や業務量、収益状況を勘案して、報酬が著しく高額でないか(実質基準)、を確認する必要があります。

また、非常勤医師を雇用している場合には、給与源泉所得税の税額が問題となることがあります。通常は扶養控除申告書の提出が無く、複数の勤務先があるため、乙欄又は丙欄で源泉徴収する必要があります。

関連記事

  1. 会社設立の際の注意点4【税務署への届け出】
  2. 土地・建物を譲渡した際の立退料の取り扱いについて
  3. メディカルサービス法人とは?
  4. はじめての決算【税金の金額だけ?】4節税とは
  5. 適用額明細書(様式第一)について
  6. メディカルサービス法人との取引について注意するべき点を教えてくだ…
  7. 医療法人の理事長が、メディカルサービス法人の代表者を兼任してもよ…
  8. 会社設立の際の注意点5【事業年度が1年に満たない場合】

 

税理士法人 石川小林

 

〒103-0022
東京都中央区日本橋室町4-1-16
室町フェニックスビル2F
TEL.03-3517-5884
FAX.03-3517-5885

電車でのアクセス

JR神田駅南口から徒歩5分
JR新日本橋駅より徒歩1分
東京メトロ銀座線 三越前駅より徒歩3分

 

PAGE TOP